
科学的に有効であることが証明された読書術について書かれた本
今回はこちらの本を読みました。
最近読書術に関する本をよく読んでいるのですが、科学的なデータを元に書かれているので効果に期待できます。
私はもともと本を読むことは好きなのですが、「この本勉強になりそう」とか「役に立ちそう」と思って購入した本でも読んだだけで満足してしまい、結局役立てることができないままでした。
このままじゃ時間もお金も無駄にしてしまっていると思い、読書術の本をたくさん読んでいる今日この頃です。
どうせ読書をするなら読んで終わりではなく、きちんと自分のものにできるように実践していこうと思います。
ビジネス書を読むときは抽象化して考える

ビジネス書を読むときには具体的な紹介されている場合でも、まず抽象化して自分にも当てはめられるようにして読むと効果的。
ビジネス書には様々なケースが紹介されていることが多いですが、どれも自分の立場や状況に当てはまらないこともあるかもしれません。
そんな時でも「自分の立場とは違うから」と見過ごしてしまうのではなく、立場は違うけど具体的な例を抽象化して考えてみることで、自分にも当てはまる考え方ができるかもしれません。
古典・名著を読む

こちらは勉強法の本によく書かれているのですが、古典や名著のように時代や国を超えて、何十年・何百年と読まれている本にはそれなりの理由や価値があり、現代にも活かせる考え方や解決法が何か見つかるかもしれません。
大昔と今では時代や環境は大きく変わっていますが、人間の根本は何も変わっていないのできっと今の時代にも活かせるヒントが見つかるはず。
自分よりも上の年代・立場の人向けの本を読む
こちらは私には全く発想がなかったのですが、今の自分よりも上の年代の人向けの本を読むことで人生の予習ができるそうです。
確かに10代20代のころから本は読んでいたけれど、自分よりも上の年代の人向けの本には見向きもしなかったのですが、30代になって様々な悩みも出てきて、30代向けの本を読んでみると、自分に当てはまっていてすごく参考になる本がたくさんあります。
でもそれをあえて前の世代で学んでおくことで、これからどんな悩みや環境にどう備えていくかを前もって考えておけるので、今からやっておいたほうがいいことなども考えられると思います。
この方法はぜひ自分も取り入れてみようと思います。
予測読み・断捨離読み
こちらも読書術の本では頻繫に目にするのですが、まず目次などを見て自分なりの予測を立てて読むことでインプットの効率が上がるそうです。
私自身はこの方法がなんとなく得意ではなくて、なかなか予測を立てることが難しくてついつい早く本編が読みたくなってしまうのですが、複数の著者の方が書かれていることなので、効果的なのだと思います。
もう一つ苦手なのが「断捨離読み」です。
これは、目次などから今の自分に必要そうな部分だけを読み、あとはバッサリと切ってしまうというもの。
こちらも限られた時間の中で自分に必要な要素だけを本から得るために、とてもいい方法だと思うのですが、私は本を全部読み切りたいタイプなのでまだ実践できておりません。
でも忙しい方々にとっては時間を有効に使えてとてもいい方法だと思います。
アウトプットを前提にして読む
こちらもよく聞くことかも知れませんが、ただ本を読むだけではなかなか内容が記憶に残りにくいですが、誰かに教えることを前提に本を読むことで記憶に残りやすくなります。
これは自分自身の意識的なものですが、「覚えよう」と思って読むより何について書かれているのか、自分はどんなふうに思ってどんな行動をとるのがいいと思ったのかを誰かに「教える」つもりで読むだけで記憶に残りやすくなるなら絶対にやってみるべきだと思います。
手書きでメモを取る

本を読みながら気になる箇所があった場合メモを取る方も多いと思いますが、タブレットやパソコンでメモを取るよりも手書きでメモを取るほうがインプットとしての効果を高めるアウトプットの効果があるそうです。
これはペンを紙に押し付けて書くという動作を通じて、多くの感覚が活性化されているのではないかと言われているそうです。
本で学んだことを実行する
これは当たり前かもしれないのですが、できていない人も多いのではないかと思います。
私自身も本を読んでいて「これはいい方法だな」と思っても実行しないまま終わってしまうことが多々あります。
そうならないためにも、本を読んでいる途中であっても「いいな」と思ったことはすぐに実行する!
これがやっぱり大事なようです。
何かの目的があって読書をしていても実行せずにインプットだけで終わってしまうのはとてももったいないことです。
せっかく貴重な時間を使って読書するなら、すぐに実行に移して自分の生活に役立てたいですよね。
最後に・・・

たくさんの読書法についての本がありますが、やっぱり科学的なデータを元に書かれている本は信憑性があって参考になります。
面白いデータもたくさん掲載されていて、楽しく読むことができました。
でもせっかく自分の時間を使って読んだので、こちらの本に書かれているように、誰かに教えるつもりですぐにアウトプットできるようにブログに感想を書いてみました。
皆さんもいいなと思った部分だけでも実行して自分に最適な読書法を見つけてくださいね。