The right way to study 何歳からでも結果が出る本当の勉強法

特に興味をひかれた部分

今日は「The right way to study 何歳からでも結果が出る本当の勉強法 望月俊孝」というタイトルの本を読みました。

世界中の研究結果をもとにして46の勉強法を紹介してくれており、興味深いものがたくさんありました。

その中でも特に興味をひかれたのが、一番最初の〇×で出てくる項目の、人は死ぬ間際に「もっとやっておけばよかった」と後悔することの1位は「もっと一生懸命教育を受ける」ということ、すなわち「もっと勉強をしておけばよかった」と後悔するということです。

「もっと遊んでおけばよかった」という後悔は聞いたことがあったのですが、人間はいくつになっても学ぶことで人生の生きがいや意味を見つけていけるものなのだと思いました。

試験勉強は「思い出す」練習をするのが効果的

おそらく私を含め多くの方がしてしまっていることなのかなと思うのですが、試験勉強などをするときに何度も読み返して覚えようとしていました。

でもただ読み直して復習するだけよりも、何も見ずに思い出す練習をするほうが、試験本番のときなどに学習したことが出てきやすくなるそうです。

たしかに私も英語の勉強をしているのですが、勉強したはずの単語や文法がなかなか出てこないことが多々あります。

そんな時に1度人に問題を出してもらったことがありました。

なかなか答えが出てこなかったのですが、すぐに答えを聞くのは(全然覚えてないやん!)とか思われそうで嫌だったので意地でも聞かずにひたすら考えているとふと答えが頭に浮かびました!

どういうきっかけで答えが出てきたのかはわかりませんが、脳がずっと頭の中の正解を探してくれていたのだと思います。

そしてそれまで思い出すのが苦手だったはずのその単語が、次からは簡単に出てくるようになりました。

これは自分で思い出したことで頭の中にあるその単語への道が簡単に見つけられるようになったのだと思います。

ただ何度も読むだけよりも思い出す練習をする!これが覚えるためにはとても役に立つそうです。

期限を決めることで「ゾーン」に入りやすくなる

自分の具体的な目標を念頭に置いて、その課題を達成するために何をするべきかを明確にすること。そして期限を設けることで、その目標を達成するための必死の努力や集中が「ゾーン」に入りやすくする手段であるそうで、たしかに私自身も締め切りがないとダラダラと緊張感なく勉強したりして、なかなか頭に入らないことも多いのですが、締め切りがあると何とかその締め切りに間に合うように普段とは比べ物にならないくらいの集中力を発揮したりすることがあった経験からもとても納得できました。

なかなか自分自身の意思で「ゾーン」状態を作ることは難しいですが、期限を決めて少しでも「ゾーン」に近づけるならやってみない手はありません。

スキマ時間勉強法が効率的

まとまった時間で集中してやるほうが「ゾーン」に入ったりしやすくて、その場合はとても集中力が高まっている状態なので勉強効率はかなり高いと思いますが、そうでない場合はまとまった時間での勉強よりも、スキマ時間を活用して勉強時間を積み重ねるのも優れた勉強法なのだそうです。

なるほど納得の驚きの学習法

みなさんは、何かを勉強していてその練習問題を解くときは、どのタイミングでされていますか?

私はいつも一度ざっと学習してから最後に練習問題を解いていたのですが、筆者はあえて最初に問題を解くことを薦めています。

事前に問題を解くことで、問題に対する仮説が生まれ、集中的に学ぶようになって学びの定着が強化されるそうです。

思い出しテストで知識の再構築ができる

覚えたい内容を一読したら、何も見ずに覚えたことを紙に書き出して、そのあとで内容を照らし合わせることによって知識が再構築され、正確で深い知識を長く大量に覚えることができるそうです。

ただ読むだけよりもそのあとすぐにアウトプットすることで、定着率や理解度も高まると思うので私も実践してみようと思います。

音で覚えたいことは自分で音読するのが一番効果的

音声学習をする際に、他人が読み上げた音声を聞いたりただ黙読するだけよりも、自分で音読することで最も記憶力が高まるそうです。

音読には、発話するという運動要素と、自分の声を耳にするという聴覚要素、自分の中のものを外に出して確認する自己参照要素の3つの要素があることで、記憶に定着しやすくなるようです。

記憶作業をするときは、間に睡眠を挟む

どのような学習も自分の中に落とし込むには、再学習していくことが肝心です。

でもその再学習の合間に睡眠を挟むことで長期間高い記憶力を保つことができるそうです。

夜に学習してしっかり寝た後で、もう一度復習することで高い学習効果が得られるので、徹夜で勉強するより効率がかなりよさそうですね。

勉強の成果は計測するだけで改善される

以前流行った「レコーディングダイエット」もそうですが、人は自分が食べたものを目で見て把握するだけで、自分が食べたものの量などを意識するようになり、痩せていくというものでした。

学習にいても毎日の勉強量を記録することで、無意識に勉強量を増やすことができるらしいので、きょうはどの程度勉強できたかを意識するためにもいい方法だと思います。

何歳になっても脳はアップデートできる

この言葉を聞いて私自身とても希望が持てました。

若いころと比べて、勉強しても勉強してもなかなか覚えられないことが多く、年齢とともに記憶力なども衰えていくのは仕方ないと思っていたのですが、この言葉を聞いて勉強に対する意欲が湧いてきました。

この「年とともに記憶力は衰える」などということを信じてしまっているだけでも本当に記憶力に影響が出るそうなので、そんなことは考えず、何歳でも脳はアップデートできると信じてこれからも勉強に励もうと思います。

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