読書をしてもなかなか活用できないときに読んでほしい1冊

「読んだら忘れない読書術」 – 樺沢紫苑

「読んだら忘れない読書術」 は、精神科医で作家の樺沢紫苑によって書かれた人気の本です。この本は、読書内容を効果的に記憶し、実生活で活用するための方法を紹介しています。以下に本の主な内容をまとめます。

1.読書の目的を明確にする

本を読む前に、自分が何を学びたいのか、どのような知識を得たいのかを明確にします。読書の目的を設定することで、読みながら重要な情報を選び出しやすくなります。

2.メモを取る

読書中に重要だと感じた部分や、新しい知識、アイデアをメモします。メモは本の内容を振り返るために役立ちますし、後でアウトプットするときにも活用できます。

3.マインドマップで整理する

マインドマップを使って、読んだ内容を視覚的に整理します。これにより、情報の関連性が理解しやすくなり、頭の中での整理が進みます。

4.アウトプットを意識する

読んだ内容を誰かに教えたり、ブログやノートにまとめて書いたり、実生活や仕事で使ってみるなど、アウトプットを積極的に行います。アウトプットを行うことで、記憶に定着しやすくなります。

5.再読する

一度読んだだけでは理解が浅いことが多いので、時間をおいて再読します。再読することで、新たな発見や理解の深まりが得られます。

6.日々の習慣にする

毎日の読書を習慣化し、常にインプットとアウトプットを繰り返すことが重要です。例えば、毎朝30分の読書時間を確保し、その後5分間でメモを取るなど、具体的なルーティンを作ると良いでしょう。

7.読書の振り返りを行う

ある程度の期間が経ったら、読んだ本を振り返り、今の自分にとって有益だった部分を再確認します。これにより、得た知識を長期的に活用できます。

8.実生活で活用する

読んだ内容を実際に試してみる、あるいは他の人にシェアすることで、知識が深まり、さらに実践的な力が身につきます。

この本の魅力

樺沢紫苑の「読んだら忘れない読書術」は、単なる速読や多読を推奨するのではなく、読書を通じて得た知識をいかに実生活や仕事に活かすかに重点を置いています。実践的なアドバイスが多く、すぐに試してみたくなる方法がたくさん紹介されています。また、精神科医ならではの科学的な視点も含まれており、説得力があります。

この本は、効率的に読書を楽しみながら、得た知識を有効に活用したいと考える人に特におすすめです。

いい女.book 磨けば磨くほど、女は輝く

読むと心がきれいになる名言がたくさん書かれた自己啓発本

最近はビジネス本などを読むことが多く、久しぶりの自己啓発本だったのですが、とても心がきれいに洗われました。

最近イライラしてしまうことも多かったので、定期的にこの本みたいな自己啓発本を読んで、心をきれいに保たないといけないなと思いました。

なんだか私にとっての精神安定剤的な効果があるようです。

なかでも印象的で心に響いた場所をご紹介させていただきたいと思います。

バネが縮んだ分だけ高く跳ねるように、人も落ち込んだ分だけ大きく成長できる

何かつらいことがあったとき、落ち込んでいても何も始まらないことはわかっていても落ち込んでしまうことは誰にでもありますよね。

落ち込むことは決して悪いことではなくて、そんな時は自分は見えないばねの上にいて、大きく跳ねて高く飛ぶために、深く沈み込んでいるのだと思う。

こんな風に考えられれば少し気持ちが楽になりますよね。

過去と未来は関係ない 自分だけの物語を作る

失敗や間違いは誰にでもあること。

経験を積んで人は学習していくもの。

過去を変えることはできないけれど、過去と未来は関係がないから、過去にどんな過ちを犯していたとしてもこの先の物語は全く新しいキラキラした自分を描いてもいい。

過去に失敗した経験などから、次の1歩を踏み出すのが怖くなってしまうこともありますよね。

でも未来は自分次第でどんな風にも変えられるから、怖がるよりもなりたい自分になるために1歩踏み出せたら素敵ですよね。

一生懸命がんばって結果が出なくても、その経験があなたを強くする

がんばっても結果が出ないこともあるけれど、その経験は決して無駄にはならない。

結果が出るまでに時間がかかってもあきらめずに 努力を続けられる人には成功が訪れる。

一歩ずつ成功に近づいているから、うまくいかないときこそ、強くなるチャンスだと思おう。

なんだか勇気が湧いてくる言葉ですよね。

今は上手くいかなくても、その経験が活きてくるときが必ずくる!

無駄な経験などないと思って私もがんばろうと思います。

なんでも楽しめる子どものような、幸せ発見上手な大人になる

一つの出来事に対して感じ方は人それぞれ。

楽しいと感じてもいいし、つらいとかいやだと感じることもできる。

同じ出来事でもその感じ方、考え方は自分で選べる。

だからこそ、嫌な出来事があった時でも「またひとつ成長できた」と感じることができればポジティブな気持ちになれるし、良いことがあったときは素直に喜んで幸せを感じればいい。

純粋な子どものように、どんなことでも楽しんで幸せをたくさん見つけられれば、人生はとても幸せなものになるって素敵な考え方ですよね!

素敵な人生のために、素敵な言葉をたくさん使う

ポジティブな言葉をたくさん使う人は、その神経が太くなって考え方もどんどんポジティブになるそうです。

つまり、その逆も然り。

それなら自分の言葉をポジティブにして耳から入ってくる情報をどんどんポジティブなものにしていけば、考え方も前向きで小さな幸せもちゃんと感じられるようになれるのかもしれませんね。

ハグすることでストレス解消になる

ハグをすることで脳から「オキシトシン」という幸せホルモンが出て心を落ち着かせてくれるそうです。

また、「セロトニン」や「ドーパミン」も分泌されて幸せ気分になれるとか。

そのことによって、人として」正しい行動をとりやすくなる効果もあるそうです。

大好きなパートナーや子どもにたくさんハグして相手も自分も幸せな気持ちになれるなんてこんなに素敵なことはありません。

こんなにかんたんなのに効果抜群なコミュニケーションほかにはないですよね。

さっそく私も大切な人たちに毎日やってみようと思います。

自身がある人は、人にやさしくできる

人をいじめたり攻撃したりする人は、本当は自分に自信がない。

人にやさしくすると感謝されて、自己イメージが高まり、それがどんどん自信になる。

そしてさらに周りにやさしくできて感謝される。

そんな素敵なサイクルを自分も回していきたいです。

素直に「ごめん」と言えればたくさんの時間を無駄にしない

誰かとけんかしてしまったときになかなか「ごめん」が言えないまま、時間だけが過ぎてしまうことってありますよね。

でもモヤモヤした気持ちのまま、時間を無駄にしてしまうのは本当にもったいないです。

そんな時は、自分から「ごめん」と思い切っていてみる。

そうすることで、相手もきっと謝ってくれるはず。

せっかく大切な人との時間を無駄にしないためにも、自分から「ごめん」と言って早く仲直りしてしまいましょう。

心が疲れているときにぜひ読んでほしい本

最近育児などで少し疲れていたのか、イライラしてしまうことが多かったので、この本を読んでリセットされた気がします。

心に響く言葉がたくさん書かれているので、疲れた時などにまた読みたいと思える本です。

心の中からいい女にになりたい人にぜひおすすめしたいです。

科学的に正しい読書術 金川顕教

科学的に有効であることが証明された読書術について書かれた本

今回はこちらの本を読みました。

最近読書術に関する本をよく読んでいるのですが、科学的なデータを元に書かれているので効果に期待できます。

私はもともと本を読むことは好きなのですが、「この本勉強になりそう」とか「役に立ちそう」と思って購入した本でも読んだだけで満足してしまい、結局役立てることができないままでした。

このままじゃ時間もお金も無駄にしてしまっていると思い、読書術の本をたくさん読んでいる今日この頃です。

どうせ読書をするなら読んで終わりではなく、きちんと自分のものにできるように実践していこうと思います。

ビジネス書を読むときは抽象化して考える

ビジネス書を読むときには具体的な紹介されている場合でも、まず抽象化して自分にも当てはめられるようにして読むと効果的。

ビジネス書には様々なケースが紹介されていることが多いですが、どれも自分の立場や状況に当てはまらないこともあるかもしれません。

そんな時でも「自分の立場とは違うから」と見過ごしてしまうのではなく、立場は違うけど具体的な例を抽象化して考えてみることで、自分にも当てはまる考え方ができるかもしれません。

古典・名著を読む

こちらは勉強法の本によく書かれているのですが、古典や名著のように時代や国を超えて、何十年・何百年と読まれている本にはそれなりの理由や価値があり、現代にも活かせる考え方や解決法が何か見つかるかもしれません。

大昔と今では時代や環境は大きく変わっていますが、人間の根本は何も変わっていないのできっと今の時代にも活かせるヒントが見つかるはず。

自分よりも上の年代・立場の人向けの本を読む

こちらは私には全く発想がなかったのですが、今の自分よりも上の年代の人向けの本を読むことで人生の予習ができるそうです。

確かに10代20代のころから本は読んでいたけれど、自分よりも上の年代の人向けの本には見向きもしなかったのですが、30代になって様々な悩みも出てきて、30代向けの本を読んでみると、自分に当てはまっていてすごく参考になる本がたくさんあります。

でもそれをあえて前の世代で学んでおくことで、これからどんな悩みや環境にどう備えていくかを前もって考えておけるので、今からやっておいたほうがいいことなども考えられると思います。

この方法はぜひ自分も取り入れてみようと思います。

予測読み・断捨離読み

こちらも読書術の本では頻繫に目にするのですが、まず目次などを見て自分なりの予測を立てて読むことでインプットの効率が上がるそうです。

私自身はこの方法がなんとなく得意ではなくて、なかなか予測を立てることが難しくてついつい早く本編が読みたくなってしまうのですが、複数の著者の方が書かれていることなので、効果的なのだと思います。

もう一つ苦手なのが「断捨離読み」です。

これは、目次などから今の自分に必要そうな部分だけを読み、あとはバッサリと切ってしまうというもの。

こちらも限られた時間の中で自分に必要な要素だけを本から得るために、とてもいい方法だと思うのですが、私は本を全部読み切りたいタイプなのでまだ実践できておりません。

でも忙しい方々にとっては時間を有効に使えてとてもいい方法だと思います。

アウトプットを前提にして読む

こちらもよく聞くことかも知れませんが、ただ本を読むだけではなかなか内容が記憶に残りにくいですが、誰かに教えることを前提に本を読むことで記憶に残りやすくなります。

これは自分自身の意識的なものですが、「覚えよう」と思って読むより何について書かれているのか、自分はどんなふうに思ってどんな行動をとるのがいいと思ったのかを誰かに「教える」つもりで読むだけで記憶に残りやすくなるなら絶対にやってみるべきだと思います。

手書きでメモを取る

本を読みながら気になる箇所があった場合メモを取る方も多いと思いますが、タブレットやパソコンでメモを取るよりも手書きでメモを取るほうがインプットとしての効果を高めるアウトプットの効果があるそうです。

これはペンを紙に押し付けて書くという動作を通じて、多くの感覚が活性化されているのではないかと言われているそうです。

本で学んだことを実行する

これは当たり前かもしれないのですが、できていない人も多いのではないかと思います。

私自身も本を読んでいて「これはいい方法だな」と思っても実行しないまま終わってしまうことが多々あります。

そうならないためにも、本を読んでいる途中であっても「いいな」と思ったことはすぐに実行する!

これがやっぱり大事なようです。

何かの目的があって読書をしていても実行せずにインプットだけで終わってしまうのはとてももったいないことです。

せっかく貴重な時間を使って読書するなら、すぐに実行に移して自分の生活に役立てたいですよね。

最後に・・・

たくさんの読書法についての本がありますが、やっぱり科学的なデータを元に書かれている本は信憑性があって参考になります。

面白いデータもたくさん掲載されていて、楽しく読むことができました。

でもせっかく自分の時間を使って読んだので、こちらの本に書かれているように、誰かに教えるつもりですぐにアウトプットできるようにブログに感想を書いてみました。

皆さんもいいなと思った部分だけでも実行して自分に最適な読書法を見つけてくださいね。

The right way to study 何歳からでも結果が出る本当の勉強法

特に興味をひかれた部分

今日は「The right way to study 何歳からでも結果が出る本当の勉強法 望月俊孝」というタイトルの本を読みました。

世界中の研究結果をもとにして46の勉強法を紹介してくれており、興味深いものがたくさんありました。

その中でも特に興味をひかれたのが、一番最初の〇×で出てくる項目の、人は死ぬ間際に「もっとやっておけばよかった」と後悔することの1位は「もっと一生懸命教育を受ける」ということ、すなわち「もっと勉強をしておけばよかった」と後悔するということです。

「もっと遊んでおけばよかった」という後悔は聞いたことがあったのですが、人間はいくつになっても学ぶことで人生の生きがいや意味を見つけていけるものなのだと思いました。

試験勉強は「思い出す」練習をするのが効果的

おそらく私を含め多くの方がしてしまっていることなのかなと思うのですが、試験勉強などをするときに何度も読み返して覚えようとしていました。

でもただ読み直して復習するだけよりも、何も見ずに思い出す練習をするほうが、試験本番のときなどに学習したことが出てきやすくなるそうです。

たしかに私も英語の勉強をしているのですが、勉強したはずの単語や文法がなかなか出てこないことが多々あります。

そんな時に1度人に問題を出してもらったことがありました。

なかなか答えが出てこなかったのですが、すぐに答えを聞くのは(全然覚えてないやん!)とか思われそうで嫌だったので意地でも聞かずにひたすら考えているとふと答えが頭に浮かびました!

どういうきっかけで答えが出てきたのかはわかりませんが、脳がずっと頭の中の正解を探してくれていたのだと思います。

そしてそれまで思い出すのが苦手だったはずのその単語が、次からは簡単に出てくるようになりました。

これは自分で思い出したことで頭の中にあるその単語への道が簡単に見つけられるようになったのだと思います。

ただ何度も読むだけよりも思い出す練習をする!これが覚えるためにはとても役に立つそうです。

期限を決めることで「ゾーン」に入りやすくなる

自分の具体的な目標を念頭に置いて、その課題を達成するために何をするべきかを明確にすること。そして期限を設けることで、その目標を達成するための必死の努力や集中が「ゾーン」に入りやすくする手段であるそうで、たしかに私自身も締め切りがないとダラダラと緊張感なく勉強したりして、なかなか頭に入らないことも多いのですが、締め切りがあると何とかその締め切りに間に合うように普段とは比べ物にならないくらいの集中力を発揮したりすることがあった経験からもとても納得できました。

なかなか自分自身の意思で「ゾーン」状態を作ることは難しいですが、期限を決めて少しでも「ゾーン」に近づけるならやってみない手はありません。

スキマ時間勉強法が効率的

まとまった時間で集中してやるほうが「ゾーン」に入ったりしやすくて、その場合はとても集中力が高まっている状態なので勉強効率はかなり高いと思いますが、そうでない場合はまとまった時間での勉強よりも、スキマ時間を活用して勉強時間を積み重ねるのも優れた勉強法なのだそうです。

なるほど納得の驚きの学習法

みなさんは、何かを勉強していてその練習問題を解くときは、どのタイミングでされていますか?

私はいつも一度ざっと学習してから最後に練習問題を解いていたのですが、筆者はあえて最初に問題を解くことを薦めています。

事前に問題を解くことで、問題に対する仮説が生まれ、集中的に学ぶようになって学びの定着が強化されるそうです。

思い出しテストで知識の再構築ができる

覚えたい内容を一読したら、何も見ずに覚えたことを紙に書き出して、そのあとで内容を照らし合わせることによって知識が再構築され、正確で深い知識を長く大量に覚えることができるそうです。

ただ読むだけよりもそのあとすぐにアウトプットすることで、定着率や理解度も高まると思うので私も実践してみようと思います。

音で覚えたいことは自分で音読するのが一番効果的

音声学習をする際に、他人が読み上げた音声を聞いたりただ黙読するだけよりも、自分で音読することで最も記憶力が高まるそうです。

音読には、発話するという運動要素と、自分の声を耳にするという聴覚要素、自分の中のものを外に出して確認する自己参照要素の3つの要素があることで、記憶に定着しやすくなるようです。

記憶作業をするときは、間に睡眠を挟む

どのような学習も自分の中に落とし込むには、再学習していくことが肝心です。

でもその再学習の合間に睡眠を挟むことで長期間高い記憶力を保つことができるそうです。

夜に学習してしっかり寝た後で、もう一度復習することで高い学習効果が得られるので、徹夜で勉強するより効率がかなりよさそうですね。

勉強の成果は計測するだけで改善される

以前流行った「レコーディングダイエット」もそうですが、人は自分が食べたものを目で見て把握するだけで、自分が食べたものの量などを意識するようになり、痩せていくというものでした。

学習にいても毎日の勉強量を記録することで、無意識に勉強量を増やすことができるらしいので、きょうはどの程度勉強できたかを意識するためにもいい方法だと思います。

何歳になっても脳はアップデートできる

この言葉を聞いて私自身とても希望が持てました。

若いころと比べて、勉強しても勉強してもなかなか覚えられないことが多く、年齢とともに記憶力なども衰えていくのは仕方ないと思っていたのですが、この言葉を聞いて勉強に対する意欲が湧いてきました。

この「年とともに記憶力は衰える」などということを信じてしまっているだけでも本当に記憶力に影響が出るそうなので、そんなことは考えず、何歳でも脳はアップデートできると信じてこれからも勉強に励もうと思います。

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